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心に引っ掛かる事には意味があった1


スピリチュアル的感性のある方が、何となく気になったり、心に引っ掛かる事には、意味があるのです。

末期がんで入院中の母との体験です。

3月ごろ、時々 母は その年の5月に行う予定の同窓会の話を していました。

母は 同窓会の幹事を引き受けていましたが、

「今年は、地元丸亀市で行うことになっているけれど、 自分の体調が良くないので、大阪の友人に お願いしようと思う。」

と、言っていたのです。

母の身体には、黄疸と浮腫みの症状が出現していましたが、

私が、病室を訪れると 良くなるので、家族は、深刻には考えていないようでした。


私が仕事を終わらせ、母の病室へ着くのは いつも夕方でした。

それに相反して、父や妹は、いつも お昼頃には、病室へ来ていました。

そんな夜、母が

「明日夕方、ここへ来たら すぐに 携帯電話を貸して、

同窓会の事で、大阪の友達に電話をしたいから。」

と、言うのです。

『何故、私なのだろう?』

『急ぎなら、妹が昼間来るから 妹の携帯の方が便利なのに?』

『何の意味があって、私なのだろうか?』

これは、母の「謎の言葉」のようでした。

【この謎の意味は、 母の命の灯が消えた翌日に 明らかになのです】

翌日、

母は、大阪の友人に電話し、病状が良くないので同窓会に出席できない事を伝えていました。

携帯電話から、母を励ます女性の声が 聞こえていました。

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